看護師オーナーが語る|ドクターネイル爪革命 九州本店の成功事例と地域密着型集客法

北九州を拠点に活躍し、わずか3年で地域の研修拠点へと成長した「ドクターネイル爪革命 九州本店」。その舵を取るのは、看護師としての経験を背景にフットケア事業へ挑戦したオーナー石田さんです!
今回は、世界のフットケア情報館の館長の飯田正人氏が石田さんと語り合い、開業から研修拠点化までの歩み、そして地域で支持を集める集客方法や取り組みについて掘り下げます。
フットケア専門店オーナー × 世界のフットケア情報館館長 対談
本日は「ドクターネイル爪革命 九州本店」オーナーの石田さんにお話を伺います。加盟からわずか3年で、九州全域の研修拠点にまで成長された歩みと、集客に結びついた工夫について教えていただけますか。
よろしくお願いします。私はもともと看護師として働いており、日常的に患者さんの足を診る機会が多くありました。その中で「どうして専門的なフットケアを提供する場がもっと身近にないのだろう?」と疑問を抱くようになったんです。特に高齢の方や持病をお持ちの方は、巻き爪や肥厚爪、魚の目、かかとの角質などを放置すると歩行機能や全身の健康に影響することも少なくありません。この課題意識が、私がこの事業に関心を持つ大きなきっかけになりました。
最初から店舗を構えてスタートされたのですか?
いえ、初めはエステサロンの一角をお借りして始めました。固定費を抑えながら、地域のお客様の反応やニーズを確かめたかったからです。看護師としての知識を活かし、医療視点と美容視点を組み合わせた施術を行ったことが、信頼を得る上で大きな強みになりました。
そこから独立店舗、そして研修所まで設けられたと。
はい。口コミやリピーターが増えたおかげで店舗を構えられるようになり、さらに九州エリア全体の研修を担える体制を整えました。現在はスタッフ2名とともに、これまで約15名の研修生を育成し、それぞれの開業を支援しています。
研修生はどのような場で活躍されているのですか?
病院や介護施設でのケア提供はもちろん、独立開業して地域で活動している方もいます。九州内で「ドクターネイル爪革命」の名前が広がったのは、こうした研修生の努力によるところが大きいです。
お客様サービスにも特徴的な取り組みがあるそうですね。
当店では、障がい者割引や、80歳以上でご家族と一緒に来られた方の初回無料、中学生以下の爪切り無料といった制度を設けています。これは単なる値引きではなく、「足の健康維持が社会貢献になる」という信念からです。特に子どものケアは、成長期のトラブル予防に直結しますので重要です。
地域の方々にも喜ばれていそうです。
はい。「祖母が無料で診てもらえた」「子どもの足の状態を早めに把握できて助かった」など、嬉しい声を多くいただきます。それがまた口コミへとつながっていますね。
集客面で特に効果的だった方法は何でしょうか?
まずは本部公式サイトからの流入です。サイトがリニューアルされ、検索順位や閲覧性が大きく改善したことでアクセスが増えました。それに加え、地元フリーペーパーへの掲載、介護施設・病院へのチラシ配布、そしてSNSでの症例紹介など、地域密着の情報発信を継続しています。
SNSの症例紹介とは具体的に?
個人を特定できない形で施術前後の写真を公開しています。「巻き爪補正で歩きやすくなった」「かかとの角質が改善した」など、実例を見せることで安心感を持っていただけます。また、「巻き爪 九州」「肥厚爪 ケア」といった地域+症状のキーワードを盛り込むことで、SEO効果も得られています。動画で施術風景やケアのポイントを短くまとめて配信することもしています。
最後に、今後の展望をお聞かせください。
九州全域で「足の健康といえばドクターネイル爪革命」と認知されることを目指しています。そのために研修生の育成、地域イベントや医療機関との連携を強化していきます。そして何より、お客様が安心して通い続けられる店舗でありたいですね。
ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
編集後記
九州本店は今や、沖縄・宮古島からも研修生が足を運ぶほどの存在へと発展しました。石田さんが3年で築き上げた拠点は、地域の人々の足の健康を支えるだけでなく、その文化を次世代へ継承する役割も担っています。
![]() | ドクターネイル爪革命 九州本店オーナー:石田麻美 ・看護師 ・一社)日本フットケア足病医学会 賛助会員 ・一社)国際コメディカルアンドヘルスケア協会講師 ・シックネイルケアセラピスト® |