【偏平足セルフチェック&対処法】足裏アーチが崩れる原因と日常でできる予防習慣とは?

偏平足の原因やセルフチェック方法をわかりやすく解説。自宅でできる簡単な対策や足の負担を減らす生活習慣も紹介。正しい知識でフットケアを始めよう!
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🦶 偏平足ってなに?まずは基本を知ろう
偏平足(へんぺいそく)とは、足の裏にある「土踏まず(アーチ)」が低くなっている状態を指します。
足裏のアーチは、歩行時の衝撃を吸収し、バランスを保つ重要な役割を果たしています。
アーチが崩れると、足の疲れやすさ、姿勢の乱れ、靴底の偏ったすり減りなどが気になるようになることがあります。
🔍 自分でできる!偏平足セルフチェック法
以下のような簡単な方法で、自宅でも足裏のアーチの状態を確認できます。
✔ 水踏みチェック
- 足の裏を軽く濡らします。
- 白い紙や新聞紙の上にまっすぐ立ちます。
- 足跡を見て、土踏まずのくびれがあるか確認しましょう。
土踏まずのカーブがあまり見えない(べったりと足型がつく)場合、偏平足傾向の可能性があります。
※このチェック法はあくまで簡易的な確認方法です。正確な診断が必要な場合は専門機関への相談をおすすめします。
🦶 偏平足の主な原因
✅ 筋力低下・運動不足
足の裏の筋肉(足底筋群)が弱くなると、アーチを支えられず崩れてきます。
✅ 長時間の立ち仕事や歩きすぎ
足裏にかかる負担が大きくなることで、アーチ構造が崩れることがあります。
✅ 適切でない靴の使用
クッション性のない靴やサイズが合わない靴も足裏のバランスを崩す要因に。
🛠 日常でできる!偏平足のセルフ対処法
🧘♀️ 1. 足裏のストレッチ&筋トレ
タオルギャザー運動がおすすめ:
- 床にタオルを敷き、足の指で手繰り寄せます。
- 1日5分程度、両足で数回繰り返すだけでも◎
👣 2. 裸足での軽い運動(室内でOK)
- フローリングなどでの足裏感覚の刺激が筋肉を活性化
- バランスボードや青竹踏みも効果的
👟 3. 靴選びを見直す
- 靴はかかとがしっかりフィットし、足裏全体を支えるものを選びましょう
- アーチサポートのあるインソールを活用
⚠ 偏平足を放っておくと起こる可能性のある変化
偏平足自体はすぐに病気ではありませんが、以下のようなことが起こりやすくなる傾向があります
- 長時間歩くと足裏が痛くなりやすい
- 姿勢や歩き方にクセが出る
- 足首・膝・腰などへの負担が増すことも
不安がある場合は、無理をせず専門家(整形外科、足病医、理学療法士など)にご相談ください。
まとめ|足裏アーチは毎日のケアで守れる
偏平足は、日常の姿勢・運動・靴の選び方次第で、悪化を防ぐことが可能です。
「ちょっと疲れやすいな」「土踏まずがないかも」と感じたら、まずはセルフチェック&簡単なフットケアから始めてみましょう。
編集:事務局(一色)・森園