岐阜から足の健康革命を!魚の目・巻き爪・肥厚爪専門店オーナー × 世界のフットケア情報館館長 飯田正人 対談

2025年、岐阜市に“ある意味で日本初”ともいえるフットケア専門店が誕生した。
魚の目・巻き爪・肥厚爪に特化し、看護師歴20年の経験を持つオーナーが運営するその店は、高濃度水素吸入を導入し、さらに障害者割引も実施。しかも障害者割引は岐阜県内では初めての試みだという。
今回は、そのオーナーと、フットケア業界を牽引する「世界のフットケア情報館」館長の飯田正人氏が、この挑戦の背景や足の健康の未来について語り合った。
フットケア専門店オーナー × 世界のフットケア情報館館長 対談
今日はお忙しい中ありがとうございます。まずはお店のオープン、おめでとうございます。岐阜でこのような専門店ができたと聞いて、すぐに来たくなりました。
ありがとうございます。私は看護師として20年、病院や在宅医療の現場で働いてきました。その中で感じてきたのは、「足の悩みが生活の質を大きく下げている」という現実です。魚の目や巻き爪、肥厚爪などは痛みや不快感を伴い、歩くのもつらくなる。でも、多くの人が『年齢のせい』『仕方ない』と諦めてしまうんです。
確かに、フットケアの大切さはまだまだ一般的に浸透していませんよね。特に地方では「専門店」が少なく、病院に行くほどでは…と放置する方も多い。
そうなんです。だから「専門的に安心して相談できる場所」を作りたいと思いました。医療現場の経験を活かしつつ、もっと身近で、通いやすいお店を岐阜に作ろうと決意しました。
岐阜県、初の取り組み!
今回の店舗、特徴がいくつもありますよね。まず目を引いたのが「岐阜初の障害者割引」。これはどんな思いで始められたんですか?
障害をお持ちの方は、足のケアを受けるハードルが高いと感じています。移動が大変だったり、料金の負担が大きかったり…。でも実際は、日常生活で足に負担がかかりやすく、トラブルも多い。だからこそ「少しでも通いやすく」するために割引制度を導入しました。
それは本当に素晴らしい試みです。社会的意義も大きい。もう一つ気になったのが「高濃度水素吸入」。これはどういう狙いなんでしょう?
足のケアは外側だけでなく、体の内側からも整えることが大事だと考えています。水素吸入は、疲労回復や抗酸化作用が期待され、血流改善にもつながります。施術中に吸入していただくことで、より総合的な健康サポートができると思っています。
看護師歴20年が生む信頼感
看護師歴20年というのは、やはりお客様にとって大きな安心材料でしょうね。
そう言っていただけると嬉しいです。医療の知識があることで、施術中の安全性や、爪や皮膚の状態を正しく見極める力が身についています。また、糖尿病や循環障害など、足に影響を与える病気についても理解していますから、お客様一人ひとりに合わせたケアができます。
それはまさに、私が業界全体で広げたい「医療とフットケアの融合」ですね。日本ではまだ、足のケアは美容か医療かどちらかに偏ってしまうことが多い。でも本来は、その両方の視点が必要なんです。
地域とつながる店舗へ
地域の人たちとのつながりは、今後どう作っていく予定ですか?
まずはSNSで情報発信し、岐阜市や近隣の方に知っていただくこと。そして、福祉施設や地域包括支援センターなどにもご案内を持っていきたいです。障害者割引を知ってもらえれば、利用したい方がもっと来やすくなると思います。
地域密着で活動することで、信頼も広がっていきますね。足のケアは継続が大事なので、顔の見える関係づくりはすごく重要です。
足の未来を見据えて
私の目標は、岐阜の人たちが「足の健康」をもっと当たり前に考えるようになること。痛くなってからではなく、予防のために通っていただけるようにしたいです。
それは素晴らしい。実は私も「日本のフットケアの常識を10年後に変える」というビジョンを掲げています。地方からでも変化は起こせる。今回のような取り組みが各地に広がれば、日本全体の足の健康意識は確実に上がります。
私も、その変化の一端を担えたら嬉しいです。
岐阜の皆さんへメッセージ
最後に、岐阜の皆さんへメッセージを。
足の悩みは恥ずかしいことでも、我慢することでもありません。歩けることは人生の質を大きく左右します。一歩踏み出せば、また元気に歩ける未来が待っています。ぜひお気軽にご相談ください。
今日はありがとうございました。岐阜から始まる足の健康革命、楽しみにしています!
対談を通じて
今回の対談を通じ、岐阜初となる魚の目・巻き爪・肥厚爪専門店の誕生が、地域にとって大きな意味を持つことが明らかになりました。
看護師歴20年のオーナーが培った医療知識と経験は、安心・安全な施術を提供するだけでなく、高濃度水素吸入や障害者割引といった独自の取り組みへとつながっています。
世界のフットケア情報館館長・飯田正人氏との対話は、足の健康を守ることが生活の質向上に直結するというメッセージを強く発信しました。岐阜から始まるこの挑戦は、やがて全国へ広がる足の健康革命の第一歩となるでしょう。
編集:事務局(一色)