宮古島の足を守る専門サロン誕生|巻き爪・角質・足裏痛をケアする“島発”フットケアの挑戦

南の島・宮古島に、初めての本格フットケア専門店が誕生しました。これまで「どこに相談していいかわからない」「恥ずかしくて誰にも見せられない」と悩みを抱えていた多くの人々にとって、待ち望まれた場所です。高温多湿の気候やサンダル文化など、宮古島ならではの環境は足トラブルを起こしやすく、放置すれば痛みや歩行障害にもつながります。この現状を変えるために立ち上がったのが、狩俣施術長を中心とする専門チーム。“足の健康から島を元気にする”――その想いを胸に、宮古島発の新しいフットケア文化が今、動き始めています。

▶︎ ドクターネイル爪革命 宮古島店

宮古島で初めて誕生した“足の専門サロン”

― 島の人々の健康を支えるフットケアの物語 ―

これまで宮古島には、巻き爪・角質・足裏痛といった足の悩みを専門的にケアできる施設がありませんでした。医療機関でも限界があり、エステでは対応が難しいケースが多い。だからこそ、“島で初めての本格フットケア専門店”として立ち上げる決意をしました。

“誰に相談すればいいかわからない”“恥ずかしくて見せられない”という声をたくさん聞いてきました。そんな方々が安心して足を見せられる場所をつくりたかったんです。

全国でも珍しい“飛び級卒業”の実力

狩俣さんは、技術力・衛生管理・カウンセリング力のすべてが高水準。お客様の改善実績も多く、学ぶ意欲もずば抜けていました。その結果、全国でも数少ない“高度研修課程の飛び級卒業”を果たしたんです。

私が一番大切にしているのは、“宮古島の人が安心して通える場所を守ること”。そのために、これからも常に技術と知識を磨いていきたいと思っています。

高温多湿とサンダル文化が生む“足のリスク”

宮古島は高温多湿な気候に加え、サンダル文化が根強くあります。そのため、かかとの乾燥やひび割れ、巻き爪、角質肥厚、水虫、足裏痛などのトラブルが起こりやすいんです。

砂浜を歩く機会が多く、スポーツ人口も多い地域なので、運動が原因で爪や足に負担がかかる方も少なくありません。

“恥ずかしい”を“相談してよかった”に変えるために

来店される多くの方が“こんな足でごめんなさい”とおっしゃいます。でも私たちは、“だからこそ専門家に見せてほしい”と思っています。

足のトラブルは誰にでも起こるものです。医療の現場でも非常に多く見られる症状なので、早めのケアが何より大切なんですよ。

スポーツ店との連携で広がる“フットケア体験会”

学生やスポーツ愛好者の中には、足の知識不足が原因で痛みを抱えている方が多いんです。靴の選び方や紐の結び方、インソールの使い方などを、体験会でしっかりお伝えしていきたいと思っています。

私は看護師の視点から、ケガをしやすい足の特徴や歩き方のクセ、負担の見極め方をアドバイスします。

スポーツショップと協働するフットケアイベントは、全国的にもまだ少ない試みです。宮古島から、新しい地域健康モデルを発信していきたいですね。

九州本店長・石田麻美が宮古島へ

宮古島の足の傾向は本州とは異なります。地域特性を理解した上で、より高いレベルの施術を行うために、今回は臨床評価や現場サポート、健康指導などを実施します。

石田さんのアドバイスは本当に細かくて、毎回新しい発見があります。今回もたくさん学べることを楽しみにしています。

ラジオ出演で伝えたい“島の足の現状”

“巻き爪は治らない”“かかとのガサガサは体質”“足の痛みは年齢のせい”そんな思い込みを持っている方が多いですが、実際はほとんどの症状が改善可能なんです。ラジオでそのことを知ってもらいたいと思っています。

足の健康は、生活の質に直結します。放っておくと医療介入が必要になることも。正しい知識を広げることで、地域全体の健康寿命をのばしたいですね。

▶︎ ラジオ出演情報

“足の健康文化”を宮古島に根づかせるために

目標は、“宮古島の人が足の悩みで苦しまずに過ごせる島”をつくること。どんな小さなことでも、気軽に相談できる地域にしていきたいです。

フットケアが習慣になれば、転倒予防や歩行改善にもつながります。高齢者の健康維持にも大きく貢献できるはずです。

宮古島を“日本のフットケアモデル地域”に育てることが私たちの夢です。
狩俣施術長を中心とした宮古島店の活動が、その第一歩になると確信しています。

編集後記

宮古島に誕生したこのフットケア専門店は、地域の健康を支える“新しい医療的ケアの形”です。気候や生活文化が生む足トラブルに、真摯に向き合う施術者たちの姿勢は、全国のフットケア関係者にとっても学びとなるはず。「足から健康を守る」というシンプルで力強い理念が、宮古島から全国へと広がっていくことを願っています。